️☀️りらこど~ほいくえんなーす~️☀️

保育園ナースのりらがこどものあれこれ、保育園看護師事情を記録します*॰ॱ✍

11月8日は「いい歯の日」🦷✨歯を大切にしてますか?

f:id:riranokodomo:20221104114723j:image

👦「むし歯はできたけど、大人の歯になったらむし歯なくなるからいいよね!」

f:id:riranokodomo:20221104115842p:image

11月8日。

今日はいい歯の日です!

1993年、1(い)1(い)8(は)の語呂合わせにあわせて、日本歯科医師会によって制定されました。

みなさんのお子さんは歯を大切にする行動ができていますか?

突然ですが、下記のチェックポイントをお子さんに当てはめて確認してみてください。

いくつ当てはまりましたか?

1つでも当てはまった方、、むし歯危険信号です!!

 

むし歯になったら、何度も病院に通って治療。。

知らない先生に口を開けて、いろんな器具を口の中にいれられて、こどもは大パニックで治療できない。

そんな様子にパパさんママさんはぐったり。。

 

そうなる前に、このブログを読んで、一緒にお子さんの歯を守っていきましょう♡

 

f:id:riranokodomo:20221104115702p:image

むし歯とは?

まず、「むし歯」とはどんな状態がお話します。

むし歯とは、歯を覆っているカルシウムが溶けてしまい、穴があいてしまう状態を言います。

1度穴があいてそのままにしておくと、進行して痛みが出現します。さらに放置しておくと、むし歯は神経にまで達してしまいます。神経に達すると、乳歯だけでなく、これから生えてくる永久歯にも影響が出ます。

f:id:riranokodomo:20221108213214p:image

むし歯はむし歯菌の感染によって起こる!

ところで、むし歯ってどうしてなるかわかりますか?

甘いものを食べたから歯がとけてしまった、、と思っていませんか?

実はそれ、違います。

むし歯はむし歯菌(主にミュータンス菌)の感染によって起こるんです。

もともと生まれた頃の赤ちゃんの口の中には、むし歯菌はいません。ですが、生活していく中でパパさんやママさんからむし歯菌に感染していきます。この感染は、単に口移しをしないとしても、知らぬ間に感染してしまうため、感染を防ぐことは困難です。

🤱🤵‍♂️「感染を防げないってじゃあどうしたらいいのよ~!?」

そんなママさんパパさんたちの声が聞こえてきそうです。

答えは、「むし歯菌の定着を減らすこと」。これに限ります。

むし歯菌の感染を防ぐのは難しいとお伝えしましたが、むし歯菌が定着してしまうことを防ぐことは可能です。どうすれば良いかというと、むし歯菌が定着してしまう前に、常在菌が歯に定着するようにすればいいのです。具体的には、感染を防ぐことは難しいので、パパさんママさんがきちんと歯磨きを行なったり、予防歯科に努めていくことが大切です。

一番の問題は砂糖が歯に残っている時間!

むし歯菌が単独でむし歯をつくるのか?といわれればそうではありません。むし歯は、むし歯菌が砂糖を餌にして酸を出すことで、歯を溶かしていく過程おきます。

そのため、砂糖が長時間歯に残り続けないようにしていくことが大切です。決して、甘いものを食べたからむし歯になるというわけではないのです。

虫歯を予防するには?

ダラダラ食べをしない

前の項目で、砂糖が長時間残り続けないようにする必要があるとお伝えしました。

具体的には「ダラダラ食べをしない」これにつきます。もし甘いものを食べる時は食事のあとに食べるなど、「食べる」時間と「食べない」時間でメリハリをつけることが大切です。

f:id:riranokodomo:20221108213544p:image

歯ブラシで正しいブラッシングをすることが一番!

歯ブラシにはふたつの効果があります。

1つは食べかすを落とすこと。もうひとつは歯垢を落とす効果があります。

食べかすはむし歯菌の餌になりますし、歯垢は細菌のフィルムになり、時に歯肉炎や歯周炎の原因にもなりえます。これらはうがいをしただけではとれず、物理的に擦って落とす必要があります。それが歯ブラシというわけです。

ただしい歯みがきの仕方は、歯ブラシを歯に対して垂直に当てて小刻みに磨くこと。力を入れる必要はないです。

f:id:riranokodomo:20221108213842j:image

歯みがきはこども任せ!?

仕上げ歯磨きは何歳まで必要か知っていますか?

実は小学校6年生くらいまでは必要とされています。

歯を磨く動作はもっと早い段階からできるようになりますが、永久歯が生えるまでは、乳歯と永久歯が混在するため、磨き残しがちです。永久歯が全て生えるのが小学校6年生くらいなので、その頃までは仕上げ歯磨きをしてあげてくださいね。

f:id:riranokodomo:20221108213851j:image

フッ素を塗布しましょう。

フッ素は歯にとって重要なものです。

フッ素の役割として、歯の再石灰化を促進します。

むし歯はむし歯菌の出す酸によって、歯が溶けていきます。ごく初期の段階であれば、フッ素を使うことで、この溶け始めている歯を修復する(再石灰化)ことができます。

フッ素の入っている歯磨き粉を使用したり、歯科でフッ素を塗布してもらうのもいいと思います。

f:id:riranokodomo:20221108215510p:image

歯磨きを楽しくするpoint!

だいたい1歳くらいになってくると、歯磨きを嫌がり始めます。そんなときは、歯磨きを楽しくする工夫をしてみてください。

例えば、歌いながら歯を磨く。「お口の中にバイ菌がいるよ~!やっつけろ~!」こどもの興味を引くように演技をするなど、無理やり歯を磨くのではなく、こどもにとって楽しいと感じるような歯磨きをするといいですね。

どうしても嫌がってしまう場合は、夜の歯磨きだけでもできるといいです。むし歯菌は夜の寝ている間に活発になるため、夜の歯磨きをしっかり行うことで予防することに繋がります。

f:id:riranokodomo:20221108215831p:image

もしむし歯になってしまったら、、?

進行する前に受診して治療をしましょう。

進行が進めば、それだけ治療に伴う痛みや拘束が生じます。そのためむし歯を自覚したらなるべく早く受診をしてください。

f:id:riranokodomo:20221108215428p:image

この機会に生活習慣を改めましょう。

むし歯は予防を行うことで発症を防ぐことが出来ます。

先にあげたメリハリをつけた食生活をすることや、歯磨きをすることはもちろんのこと、かかりつけ医をみつけ、定期受診をしてみましょう。そうすることで、磨き残しを把握出来たり、むし歯があった場合でも早期発見、治療ができます。

f:id:riranokodomo:20221108215423j:image

まとめ

まとめになります。

歯は一生お付き合いするもの。歳をとっても美味しく食事をするために普段から予防歯科を心がけましょうね!

f:id:riranokodomo:20221108214942j:image